スライドレールの代表的な機構

代表的な機構

スライドレールの魅力は、追加部品によって様々な機能を持たせることが可能なところにあります。ここでは代表的な機構を紹介します。

引抜き機構

バネ操作(金属や樹脂)による引抜タイプと摩擦抵抗タイプ(バネなし)があります。 摩擦抵抗タイプはレールの基本制度の高い技術のあるメーカーしか製造できません。

保持機構

収納時と引出時、共にあります。

消音機構

樹脂を利用して金属の衝撃音をなくしています。耐衝撃性を兼ねている場合もあります。

序列(シーケンシャル)機構

レールの動きを正しくする事で、レールの期待寿命を延ばします。

ソフトクローズ・プッシュリリースなども最近よく見かけるようになりました。

スライドレールができるまで
代表的なシングルスライドレールを例に主な製造工程をまとめました。部品の製造、組立を経て、製品になるまでの流れをご覧ください。

> スライドレールの製作方法を詳しく見る

軽荷重用スライドレール

主な用途
  • ・ドーナッツショーケース
  • ・クッキングヒーターグリル部
  • ・印刷機
  • ・パチンコ役物駆動部
  • ・分包機
  • ・硬貨ユニット

中荷重用スライドレール

主な用途
  • ・キーボード収納ユニット
  • ・医療機器棚
  • ・発券機(券売機)ユニット
  • ・各種医療機器(制御)ユニット
  • ・コンビニ・スーパーショーケース
  • ・複写機

中・高荷重用スライドレール

主な用途
  • ・耐火金庫
  • ・鉄道車輌扉ユニット
  • ・搬送機器(生産ライン)
  • ・引き戸・折れ戸
  • ・ATMユニット
  • ・書庫
  • ・特殊車両用引出